この記事は2025年8月23日にnoteに投稿したものです。
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アニメ チ。-地球の運動について-を見ています。
15世紀のヨーロッパで、天動説が真理だとされていた時代。
教会に異端だと言われ迫害されてもなお、何年もの時をまたいで、何人もの人の手によって進んだり迷走したりしながら地動説という真理を追い求めていく物語。
理想や信念を追い求める人々の姿がとてもロマンチックです。
ここから先は、物語の本筋とは別のトピックを書きますが、1mmも先を知りたくないと言う方はご遠慮ください。
第9話で文字の読めないオクジーは14歳という若さで他を凌ぐ知性を持つ女の子、ヨレンタに「字が読めるってどんな感じ?」と聞くシーン。
彼女は「文字はまるで奇跡ですよ。」と答えます。
文字は時間と場所を超越できる。
文字が読めることで何百年も前の人間が書いた話を面白がったり、勉強できたりできるし、私たちも文字を使って後世に記録を残すことができる。
よく言うことですが、私もこれには本当に感動させられます。
文字、本を通して自分の人生では出会えない人、昔の偉人たちと対話できるってすごくロマンがありますよね。
でも第10話でこれまた頭がすこぶるいいバデーニさんはオクジーに言うんです。
「文字を使うのはごく一部の教養や知性があるものだけで十分だ。もしみんなが文字を使って本を書いたなら、どうでもいい情報が世の中に溢れすぎてしまう。」
これにもすごく共感してしまいました。
私のnoteも然りかもしれませんが、
最近の本ってレベルが低いのも多いなって思ってたんです。
しかも現代は動画がある。
どうでもいい動画もわんさかとありますよね。
暗にこの事言ってるんじゃないかって思うくらい、今の私が思ってた事だったのでびっくりしました。
以前も書いた事なんですが、“無料の情報”からは得るものがどんどん少なくなっていると感じます。
有益な情報はますますクローズドな場所、有料なものからしか得られないんだなぁと。
今日のおしまいはアニメ『チ。 ―地球の運動について―』オープニングです。
曲はサカナクションで「怪獣」です。
このオープニングの入り方も、毎回、ゴクリと息を呑むようなかんじでめちゃくちゃ好きです。
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