2026年の共通テストを生成AIに解かせてみたら15科目中9科目で満点だったことが話題になったようですが、私としてはなぜ全部満点じゃないの?という方が気になりました。
調べてみると、図やPDFの読み取りが十分じゃないこと、色の濃淡が見分けられないことなどほとんどが技術的な問題で、それらはじきに改良されると思います。
もうひとつは国語の心情理解の問題で、人間特有の「悪いと分かっていても正当化してしまう弱さ」や「割り切れない感情」を読み取れなかったようです。
でもそういう微妙な心の動きだって、現代でもほとんどの人は分からないわけで、別にAIがわからなくてもそのうち人間だってよくわからんっという時代が来て、「昔の人はこう考えてた」というようなデータになっていくのでは?と思います。
橘玲さんはこれを受けて、そもそも集団学習よりも個別学習のほうが効果があるのに加えて、今後の子供はAIとともに個別学習をできるのだから効果が大きい。
一方でAIを電卓のようなツールだと考えれば、普段は使ってもいいのにテストだけ持ち込み禁止というのは難しく、ならばテストにもAIを使って良いとするとおそらく全員が満点をとってしまい、今後の教育の根幹が大きく揺らぐ。
と書いています。
確かにAIと学習することは効率的だし、自分の弱点をすぐに補えます。
でも、そもそもAIがすぐそばにいるということは、それこそ電卓が手元にあるようなもので計算は全部おまかせ!みたいに、勉強はAIに聞けばいいやって思ってしまいそうだなと。
学校の勉強って「やれば自分もできる!」という自己効力感が重要なので、周りの友達もみんなAIを使っていてテストが満点なら、それこそ意欲ってどこから出てくるんだろう?と思います。
しかもAIがすぐ答えてくれるなら、もっと知りたいという興味や関心も薄れていってしまうんじゃないかと。
そうなると子供がどんどん無気力で無関心になってしまいそうで怖いです。
スマホもそうですが新しいテクノロジーによって便利になったり効率化されるのは良い点だと思いますが、子供の精神面に悪い影響を与えるのはどうにかして回避したいものです。


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