昨年末に日本に一時帰国してました。
海外在住の方がみんなそうとは思わないのですが、私は一時帰国した時に日本人としてのアイデンティティがゆらいで辛いのです。
私が日本に帰ると感じること。
それは①自分がもう日本にいる日本人とは同化できない存在になっていると感じ、②日本人の群衆からはみ出ている気持ちになり、③私はこの人たちと同じ「日本人」ではないのだと孤独を感じること。
①自分がもう日本にいる日本人とは同化できない存在になっていると感じる
フランスで生活していても、フランス人には同化せずに、日本人としての礼儀正しさとか、相手を思いやる気持ちは大切にしているつもりです。(自分は日本人だと思っている。)
でもフランスで生活することで、私自身、以前の日本にいた私に比べて、少しずつ変わっていってる部分はある。
そこでなんとなくだけど感じてしまうんですね。
道行く人々とか電車の中の人とか見て、自分は日本にいる日本人と同化できないんだって。
全体的な価値観とか感覚とかが違う。
②日本人の群衆からはみ出ている気持ちになる
スイミーみたいな気持ち笑。
日本にいると、特に大きい都市では人が多いので、道や電車内、お店の中でも日本人が群れをなしてるように見えます。
その“日本人の群れ”からはみ出してるみたいな感覚。
1年に1回くらい日本に帰るのですが、帰るたびに日本にいる日本人の多さに驚きます。
いや当然でしょ?って思われるかもしれないけど、普段フランス(特にパリ?)に住んでいると、インド人がいたりアフリカ人がいたり、マグレブの人や南米人や中国人や、色んな人がいるんです。
それに比べたら、日本にはもちろん外国人もいるけど、圧倒的に日本人が多い。
そこで同一の民族が大移動してるように見えるんです。
③私はこの人たちと同じ「日本人」ではないのだと孤独を感じる
私も日本人なのに、日本にいる日本人には混ざれない、日本に帰属できていない感覚。
でもそれでいて、フランスに生活拠点があるけどフランス人ではない。
その「帰るところがない」ような感覚になり孤独を感じます。
思ったんですが、私はもう別の形態を取らなければいけないんだろうなと。
日本人とかフランス人とかではなくて、フランスに住んでいる日本出身の私。
何人とかではなくて、私自身。
帰る場所は、ホーム・スイート・ホーム!笑
変な話なんですが、日本に一時帰国中いつもホームシックになるんです。
そう、いくら日本に“帰ってきた”とは言っても、フランスでの普段の生活が恋しい。
結局、私にとって国籍というアイデンティティはもはや帰属を表すものではなくて、精神のあり方を表すものになったんだと思います。
日本のことは今でも好きだし、日本人として日本を応援したい気持ちは変わらない。
ただ、私にとって日本がホーム・スイート・ホームではなくなったということなのでしょう。
一時帰国中の「日本人としてのアイデンティティ」のゆらぎ
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